独り言

プログラミングの講師をしています。新人研修で扱う技術の解説と個人の技術メモ、技術書の紹介など

【書籍】コンピュータのひみつ

この本は私がIT企業に内定を取れた大学4年の時、プログラミングやコンピュータについて全く知識がなかったころに読み、非常に分かりやすく勉強になったと思った本の一つです。

出版されたのはそれなりに前ですが、内容は今読んでも色あせていません。
内容は、著者がコンピュータについて教える先生となって高校生に対してコンピュータの仕組みを解説していく本です。
コンピュータに詳しくない高校生との対話形式で話が進んでいくので、コンピュータにあまり詳しくない人でも読みやすい内容となっており、初心者にはおすすめです。

プログラミングについての話もあり、電卓のプログラムがどうなっているのか、その概要を知ることができます。
プログラミングに対する考え方なども書かれており、プログラミングを学び始める前に読んでよかったと思える本です。

プログラマーやエンジニアを目指すのであれば、少なからずコンピュータがどのような仕組みで動いているかは知っておくべきでしょう。
世の中にはプログラミングを勉強してみたいと考えている人は多いように思います。
しかし、プログラミングは独学だと挫折しやすいのも事実。
プログラミングに関する入門書も数多く出版されていますが、初心者にとっては情報が多すぎて逆に何から手を付けていいのか分からないのではないでしょうか。

どこから勉強し始めればよいのかは難しいと思いますが、私は、コンピュータがどのような仕組みで動いているのかを勉強することから始めるもの大切なことのように思います。
コンピュータの正体とは何なのか。
コンピュータにできることとできないこととは何なのか。
プログラムとソフトウェアってどう違うのか。
そういった素朴な疑問に丁寧に答えてくれる、コンピュータについての入門書です。